冬コミ(C95) 頒布物のご案内とお詫び
当サークル「アニメ熟考委員会」は、「コミックマーケット95」に参加の予定です。
3日目(12月31日、月曜日)東J-32bです。
新刊は『けいおん!』考察本の最新刊ですが、完成させることができず、はじめの部分だけの準備号となってしまいました。申し訳ございません。いろいろと悩んでしまって、なかなか書き進めることができず、こうなってしまいました。
今年(2018年)5月の「桜高新歓8」でも同じように新刊を出せませんでしたので、そちらにも来てくださった方には特に申し訳なく思います。
完成版はまたの機会に発行いたします。ただ、時間がかかってしまいそうで、1年以上先になってしまうかもしれません。場合によっては同人誌ではなく、ネット上に載せることになるかもしれません。その点も申し訳なく思います。
なお、その準備号ですが 、分量が少なく中途半端なところで終わっているため、無料配布とさせていただきます。
また、過去のコミケ等で発行しました『けいおん!』と『うる星やつら』の既刊も頒布いたします。
どうぞよろしくお願いします。
頒布物の一覧は以下の通りです。
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- 新刊 「『けいおん!』再検証 vol.3 準備号」
- 価格:無料配布 サイズ:A5 ページ数:20ページ(表紙を含む)
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- 既刊 「うる星やつら原作を1話ごとしのぶ中心に見てみた vol.1」
- 2017年8月(昨年の夏コミ時)発行
- 価格:100円 サイズ:A5 ページ数:24ページ(表紙を含む)
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- 既刊 「しのぶについての考察 総集編Ⅰ」
- 2012年12月発行
- 価格:200円 サイズ:A5 ページ数:40ページ(表紙を含む)
の5種類になります。
一つ目の頒布物は、今回の新刊です。
「『けいおん!』再検証 vol.3 準備号」
最初に述べた通り、始めの部分だけの準備号で、無料配布いたします。
表紙はこちらです。
内容は、主に二つあります。
一つ目は、前号vol.2の後半部分「意外に深い!? 軽音部入部の事情」(つまりは私が書いた部分)のまとめです。
二つめは主にアニメ1期の第2~4話の時期のことで、唯入部直後の「軽音部」について触れています。「軽音部」の皆は一見するとすぐに仲良くなったように感じますが、詳細に見るとそうでもないところがあり、徐々に仲が深まっていったということを述べています。本来なら、それについて最後まで述べる予定だったのですが、今回はその入り口部分だけになってしまいました。
なお、このvol.3からタイトルの前に「私的」という言葉が付け加わっていますが、その理由はこの本の中で述べています。
二つ目の頒布物は、2017年5月(「桜高新入生歓迎会!! 7じかんめ」時)に発行した既刊です。
「『けいおん!』再検証 vol.2 前提編〔二〕& 躍動編〔一〕」
表紙はこちらです。
オンデマンドでサイズはA5、ページ数は(表紙を含めて)78ページです。
価格は500円です。
内容をあらためて紹介いたしますと、三浦想さんの論考と私の論考の二本立てで、
- 三浦想「『けいおん!』は優れた日常系である──「日常系」とは何かを考える」
- タケ「意外に深い!? 軽音部入部の事情」
廃部寸前の軽音部に入った律・澪・紬・唯ですが、第1話だけでの出来事のため、簡単に入部したように思われがちです。しかし、実はそれぞれの入部には深い事情がありました。その事情についてを述べています。具体的には以下のようなものです。 - 音楽・ベースに熱心、なのに何故? 入部を嫌がる澪
- 律と澪は高校が初めてのバンド活動ではないらしい
- 救世主ムギ お嬢様のあこがれが…
- 部活選びに悩む唯、その原因は自身が抱える矛盾にあり
- どうして唯は“軽い音楽”に飛びついたのか?
といったものになります。
三つ目の頒布物は、2016年5月(「桜高新入生歓迎会!! 6じかんめ」時)に発行した既刊です。
「『けいおん!』再検証 vol.1 前提編(特集:日常系アニメ?『けいおん!』)」
表紙はこちらです。
中綴じコピー本で、サイズはA5、ページ数は(表紙を含めて)32ページです。
価格は200円です。
内容は、
- 「日常系」には徹しきれない ー「日常系」における物語性についてー
- 『けいおん!』起点の日常系アニメ論
- 「余白のR vol.2 特集:日常系アニメ」(発行:2014年12月、「余白の楽書」)
寄稿分の再録とその補足 - 『けいおん!』には軽音が必要だ! ーあえて音楽の必要性を主張するー
メインは音楽ではなく「日常」。しかし、だからといって音楽が重要でないのではなく、むしろ「日常」がメインだからこそ音楽が必要だという主張。
になります。
四つ目の頒布物は、昨年(2017年)の夏コミ(C92)で発行しました既刊です。
「うる星やつら原作を1話ごとしのぶ中心に見てみた vol.1」
長いタイトルですが、どういう本なのかをわかりやすく示すために、
必然的にそうなってしまいました。
表紙はこちらです。
中綴じコピー本で、サイズはA5、ページ数は(表紙を含めて)24ページです。
価格は100円です。
内容は、原作をしのぶ中心に見て思ったことを1話ごとに書いたものです。
私のサイトで発表済みのもの(こちら)をまとめたものですが、
加筆や修正をしております。
五つ目の頒布物は、「うる星学部」名義で2012年12月に発行しました既刊です。
『しのぶについての考察~うる星やつらをより深く理解するために~総集編Ⅰ』
表紙はこちらです。
内容は、三宅しのぶに焦点を当てた『うる星やつら』初期の頃についての考察です。
私のHP(http://hccweb1.bai.ne.jp/shinobu_uy/)に書いた考察をまとめ、加筆修正したものです。
中綴じコピー本で、サイズはA5、ページ数は(表紙を入れて)40ページです。
価格は200円です。
頒布物は以上の予定です。
「コミックマーケット95」3日目ににお越しの方は、どうぞお立ち寄り下さい。
その際は、よろしくお願いします。