新刊延期のお詫びと御案内(「桜高新歓8」頒布物について)
当サークル「アニメ熟考委員会」は、
5月4日に豊郷で開催予定の「桜高新入生歓迎会!! 8じかんめ」に参加いたします。
スペースは2組5番です。
本来ならば、カタログのサークルカットで予告いたしましたように、当日は新刊を用意させていただくはずでした。しかし、残念ながら間に合わすことができませんでした。すべて私の責任です。楽しみにしてくださっていた方、大変申し訳ございません。
しかも、そのカタログのサークルカットでは、「部員間の隔たりと歩み寄り」という『けいおん!』らしからぬ表現の言葉を載せていて、どういうことかと気にならせてしまったかもしれません。そのため、その言葉の説明になるような文章を(大まかに)述べましたペーパーを、新刊を用意することができなかったことのお詫びを兼ねまして、無料配布させていただきます。
また、前回・前々回の「桜高新歓」で発行いたしました既刊も頒布いたします。
なお、今回は他のサークルの委託頒布物はございません。
既刊の詳細につきましてはは、以下をご覧ください。
今回の頒布物はともに既刊の『けいおん!』考察本で、「『けいおん!』再検証」のvol.1とvol.2です。
vol.1は、一昨年5月の「桜高新入生歓迎会!! 6じかんめ」の時に発行したものです。
「『けいおん!』再検証 vol.1 前提編(特集:日常系アニメ?『けいおん!』)」
表紙はこちらです。
中綴じコピー本で、サイズはA5、ページ数は(表紙を含めてて)32ページです。
価格は200円です。
内容は、
- 「日常系」には徹しきれない ー「日常系」における物語性についてー
- 『けいおん!』起点の日常系アニメ論
- 「余白のR vol.2 特集:日常系アニメ」(発行:2014年12月、「余白の楽書」)寄稿分の再録とその補足
- 『けいおん!』には軽音が必要だ! ーあえて音楽の必要性を主張するー
メインは音楽ではなく「日常」。しかし、だからといって音楽が重要でないのではなく、むしろ「日常」がメインだからこそ音楽が必要だという主張。
になります。
vol.2は、昨年5月の「桜高新入生歓迎会!! 7じかんめ」の時に発行したものです。
「『けいおん!』再検証 vol.2 前提編〔二〕& 躍動編〔一〕」
表紙はこちらです。
オンデマンドでサイズはA5、ページ数は(表紙を含めて)78ページです。
価格は500円です。
内容をあらためて紹介いたしますと、三浦想さんの論考と私の論考の二本立てで、
- 三浦想「『けいおん!』は優れた日常系である──「日常系」とは何かを考える」
- タケ「意外に深い!? 軽音部入部の事情」
廃部寸前の軽音部に入った律・澪・紬・唯ですが、第1話だけでの出来事のため、簡単に入部したように思われがちです。しかし、実はそれぞれの入部には深い事情がありました。その事情についてを述べています。具体的には以下のようなものです。 - 音楽・ベースに熱心、なのに何故? 入部を嫌がる澪
- 律と澪は高校が初めてのバンド活動ではないらしい
- 救世主ムギ お嬢様のあこがれが…
- 部活選びに悩む唯、その原因は自身が抱える矛盾にあり
- どうして唯は“軽い音楽”に飛びついたのか?
といったものになります。
当日、「桜高新入生歓迎会!!」にお越しの方は、
新刊がございませんので大変申し訳ないことではありますが、どうぞお立ち寄り下さい。
その際は、よろしくお願いいたします。