アニメ熟考委員会

コミケなどに参加しているサークルのブログです。特定のアニメ作品について、深く掘り下げて考えています。

冬コミ(C93)で既刊の『けいおん!』考察本を委託頒布いたします

この度開催される「コミックマーケット93」では、当サークルは参加を見送らせていただきました。

しかし、既刊けいおん!』考察本「『けいおん!』再検証」vol.1・vol.2)のみ委託で頒布させていただくことになりました。『うる星やつら』しのぶ考察本の方は、今回の頒布はございません。申し訳ございませんが、当サークルが参加した時にお願いいたします。

委託先は2日目(12月30日、曜日)東E-02aロマン主義アニメ研究会」になります。vol.2に寄稿してくださった三浦想さんのサークルです。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、「ロマン主義アニメ研究会」では『ご注文はうさぎですか?』シリーズに関する考察を扱っています。頒布物の詳細につきましては、三浦想(みゅうそう)さんのブログ(こちら)でのご確認をお願いいたします。

今回の委託頒布物につきましての詳細は、以下をご覧ください。

委託頒布物はともに『けいおん!』考察本で、「けいおん!』再検証」のvol.1vol.2です。

vol.1は、昨年5月の「桜高新入生歓迎会!! 6じかんめ」の時に発行したものです。
けいおん!』再検証 vol.1 前提編(特集:日常系アニメ?『けいおん!』)

表紙はこちらです。

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中綴じコピー本で、サイズはA5、ページ数は(表紙を含めてて)32ページです。
価格は200円です。

内容は、

  1. 「日常系」には徹しきれない ー「日常系」における物語性についてー
    • けいおん!』起点の日常系アニメ論
    • 「余白のR vol.2 特集:日常系アニメ」(発行:2014年12月、「余白の楽書」)寄稿分の再録とその補足
  2. けいおん!』には軽音が必要だ! ーあえて音楽の必要性を主張するー
    メインは音楽ではなく「日常」。しかし、だからといって音楽が重要でないのではなく、むしろ「日常」がメインだからこそ音楽が必要だという主張。

になります。

 

vol.2は、今年5月の「桜高新入生歓迎会!! 7じかんめ」の時に発行したものです。
けいおん!』再検証 vol.2  前提編〔二〕& 躍動編〔一〕

表紙はこちらです。

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オンデマンドでサイズはA5、ページ数は(表紙を含めて)78ページです。
価格は500円です。

内容をあらためて紹介いたしますと、三浦想さんの論考と私の論考の二本立てで、

  • 三浦想「『けいおん!』は優れた日常系である──「日常系」とは何かを考える」
    • 「日常系」とは何かーー『けいおん!』と、その他のきらら系諸作品
    • 音楽、部活動の位置付けーー『ラブライブ!』との比較
       
  • タケ「意外に深い!? 軽音部入部の事情」
    廃部寸前の軽音部に入った律・澪・紬・唯ですが、第1話だけでの出来事のため、簡単に入部したように思われがちです。しかし、実はそれぞれの入部には深い事情がありました。その事情についてを述べています。具体的には以下のようなものです。
    • 音楽・ベースに熱心、なのに何故? 入部を嫌がる澪
    • 律と澪は高校が初めてのバンド活動ではないらしい
    • 救世主ムギ お嬢様のあこがれが…
    • 部活選びに悩む唯、その原因は自身が抱える矛盾にあり
    • どうして唯は“軽い音楽”に飛びついたのか?

といったものになります。

 

委託頒布物は以上の予定です。

私の同人誌と委託先の「ロマン主義アニメ研究会」をどうぞよろしくお願いいたします。